ハイリスク・ハイリターンなイメージを持たれがちな仮想通貨ですが、投資方法を間違わなければ堅実な投資先になり得るポテンシャルを秘めています。
今回は、「仮想通貨やめとけ」と言われる理由や、初心者向きの投資方法について分かりやすく解説します。
仮想通貨はやめとけと言われる理由
仮想通貨=詐欺だと思われているから
これは他の金融商品に投資する場合も同様だが、仮想通貨投資には売買によって損失を被るリスクがある以外にも、例えば利用している仮想通貨取引所が倒産してしまったり、あるいは本人が投資詐欺に遭うというような、様々なリスクが存在する。
特に仮想通貨の詐欺的トラブルは年々増加しており、国民生活センターに寄せられる仮想通貨関連の相談件数は、2017年度に2,910件であったのが2021年度には5,466件まで増えている。
そもそも仮想通貨を理解していないから
仮想通貨は、ブロックチェーン技術を基盤としているデジタル通貨だ。
国家が発行主体となる日本円や米ドルなどの法定通貨とは違い、仮想通貨はだれでも新しいものを生み出すことができ、その種類は今や2万種類を超えている。
また、それらの仮想通貨はいずれも技術的な仕組みが異なる上、その内容はプログラミングやエンジニアリングの知識を持たない者にとってはいずれも難解だ。
技術的背景を理解しないまま資金を投じることは相応のリスクを伴うため、その難解さを理由に仮想通貨を避ける投資家は多い。
さらに仮想通貨を用いて稼ぐ方法は、単に売買差益を狙うというものだけでなく、マイニングやステーキング、レンディング、イールドファーミング、エアドロップなどさまざまだ。
当然マイニングなどにも、利益を生み出す技術的な仕組みがあるが、それを正しく理解することが難しいため、むやみに触れない投資家もいる。
仮想通貨にかかる税金が高いから
「仮想通貨はやめとけ」と主張する人の中には、仮想通貨にかかる税金が高いという人もいます。
仮想通貨は1年間に20万円以上の利益が発生した場合に所得税がかかりますが、株式や投資信託に比べると税金が高くなることがあります。
株式や投資信託にかかる税金は、譲渡所得に分類され一律15.315%ですが、仮想通貨は雑所得に分類され所得が大きくなると税率が高くなる仕組みで最大45%かかります。
また住民税も株式や投資信託が売却益の5%に対して、仮想通貨は売価益の10%かかります。
したがって、株や投資信託にかかる税金は最大20.315%で仮想通貨にかかる税金は最大55%で、大きく稼いだ場合は45%しか手元に残らないため「仮想通貨はやめとけ」と言われる理由の1つになります。
仮想通貨の値動きが激しいから
仮想通貨は、金融商品のなかでビットコインのボラティリティがとび抜けて高い。
ボラティリティが高い金融商品は、それが低い金融商品と比べて、同じ金額を投じた際にはより大きなリターンを望める一方、大きな損失を被るリスクも上がる。
このように仮想通貨への投資は、他の金融商品に投資する場合と比べてよりハイリスクになり得る点が、一部の投資家から敬遠される要因となっている。
取引所がハッキングに遭う可能性があるから
オンライン上(ブロックチェーン上)で取引を行う仮想通貨は、少なからずハッキング被害に遭う可能性があります。
過去にもハッキング事件が起きており。「絶対に安全」と言い切れないのが仮想通貨の特徴でもあります。
確かに、自分の仮想通貨がハッキング被害に遭ってしまい十分な補償がなされなかったら…と想像すると怖いですよね。
ただ、上記データ注目してほしいのは「国内の仮想通貨取引所はハッキング被害をほとんど受けていない」点です。
特に、セキュリティの強固さで評判の高い「GMOコイン」などで取引する分には安心できるのではないでしょうか。
仮想通貨で利益を上げるコツ
銘柄選びをしっかりする
仮想通貨でリスクを抑えるには、時価総額ランキングが高い通貨への投資がおすすめです。
時価総額ランキングで上位にいる通貨に投資する理由は、需要があると同時に多くの人から信頼されている通貨が多いからです。
また、需要の高い通貨は流動性も高いため、いつでも取引が可能で、価格が安定し、暴落するリスクも比較的少ないと言えるでしょう。
そのため、時価総額ランキングで上位にある通貨は安全性が高いと言われています。
ビットコイン
イーサリアム
リップル
カルダノエイダコイン
ドージコイン
ソラナ
金融庁が認めている取引所を使用する
仮想通貨取引をする際は、金融庁が認めている取引所がおすすめです。
仮想通貨業界は、常に資金を盗もうとするハッカーに狙われており、セキュリティの低い取引所ではハッキングにあう可能性があります。
そのため、金融庁に認可されているセキュリティが強固な取引所を使用する必要があり、もしハッキングされた際も保証の対応をしてくれる安心した取引所を選ぶようにしましょう。
取引所を選ぶときは、金融庁の認可とセキュリティの強固な取引所を確認しておくことが大切です。
Coincheck(コインチェック)
bitFlyer(ビットフライヤー)
GMOコイン
積立で仮想通貨を買う
初心者の方は、毎日コツコツ積立てるドルコスト平均法で投資することで安定した運用ができます。
ドルコスト平均法を使うことで、価格が安いときはたくさんの枚数を購入し、価格が高いときは少ない枚数を購入するという作業を、自動的にできるため初心者の方でも安定的に資産を積立できます。
さらに、積立では自動で購入するため、チャート分析できなくても投資可能で手間もかかりません。
最近では、仮想通貨取引所で積立サービスを提供している所も多いので、自分の積立したい通貨が取引所にあるかどうか確認して、はじめることをおすすめします。
Coincheck(コインチェック)
bitFlyer(ビットフライヤー)
GMOコイン
SBI VC トレード
Zaif
長期保有でじっくり待つ
仮想通貨の取引でリスクを抑えるには、長期運用を前提とした取引が必要です。
デイトレードのような短期取引は、チャート分析する力が必要になるため初心者には非常に難しく、手数料もかかるのでおすすめしません。
また、仮想通貨の市場はこれからまだ成長していくと考えられるので、長期間保有しておいた方が効率良く資産を増やせます。
投資の世界では「個人投資家で一番利益を出しているのは死人」という話があるように、長期間にわたって保有し続けるのが一番高いパフォーマンスを発揮すると言われています。
レバレッジ取引ではなく現物取引をする
仮想通貨取引でリスクを抑えるには、レバレッジを使わず現物を取引することがおすすめです。
レバレッジを使えば少ない資金で利益を獲得できますが、ボラティリティーが大きい仮想通貨相場で継続して勝ち続けるのは難しいと言えます。
特に、初心者の方がレバレッジ取引をすると、大きな損失を抱える原因になるので、現物取引でコツコツ資産を増やしていくことをおすすめします。